先週に引き続き、また旅です。が、今回は、お仕事です。
愛媛県の愛南町で行われた、シーフード・ジュニア・マイスターという、魚に関する研修会のお手伝いをさせていただきました。
愛南町、こんなところです
→
移動の為の時間があったので、ちょっと(かなりかな・・・)寄り道させていただき、松山の道後温泉へ。
ちょうど月に1回の朝市の日だったようで、一人うろうろと。
最近、気になっている『いも煮』を発見!(西日本なので、『いも炊き』だそうです)
いも煮は東北のものでは?と聞いてみると、愛媛県石鎚山のふもとを流れる加茂川の河川敷で、毎年9月~10月頃にいも炊きが行われているとのこと。
具は鶏肉、里芋、こんにゃくで、味は醤油ベースが基本だそうです。
『いも炊き』チームは、近隣の温泉宿の若旦那衆、いろいろ教えてくださってありがとうございました。
市に並んでいた、赤ちゃんの頭ほどもある大きな柚子とグリーントマト。
お昼ごはんは、上品な松山寿司と五色素麺。
夕方は、宇和島へ移動して、その後迎えに来ていただいた車で約1時間走ると、ようやく愛南町へ到着です。
(愛南という名前、なんだかアイナのようで親しみがもてました。)
その後、町のマイスターの方のご案内で、
ゆらり内海というお店で、夕食をご一緒させていただきました。お魚、どれもめちゃくちゃおいしいです。
特に鰹!!釣り上げられてから、最短で3時間後に冷凍されることなく食することができる“びやびや鰹”は、ここでしか食べることができない地元でも貴重なものだそうです。
そのとれたてぴちぴち感を地元では、“びやびや”と表現するんだそうです。ねっとりした食感で最高でした。思わず、おかわり!!
こちらは、地元の方が作った丸干し。文字通り、内臓もついたままの丸干しなのですが、塩辛すぎず、魚の旨味が凝縮していて、これまたおかわり!!!計3本も食べてしまいました。
最後のしめは、カツオの茶飯です。ご飯の上に、切り身をのせて、昆布を散らし、薄いおだしをかけていただきます。
少し飲みすぎたかなぁと思ったのですが、カツオパワーで、二日酔いもなく元気に目覚め、肝心のお仕事です。(仕事よりそれ以外のことのほうが長すぎて、すみません!)
夜に愛南町に着いたので、周りの様子がわからなかったのですが、そこはリアス式の美しい海岸線の続く場所。水もとてもきれいで、すもぐりで、さんご礁の海を見ることができるのだそうです。
遠くて、なかなか行くことはできないけれど、海の恵みの魚や海産物などの食を通して、人と人がつながっていけるのだなぁと、ひとつ視野が広がった気がしました。